2008年7月 5日 (土)

308.チダケサシと金魚花

シジュウカラが近所の家に恩返し?
Img_1720 巣から落ちてパタパタしているのを見つけ猫やヘビに食われないように保護したと言う。
1週間ですっかり人馴れして放して一月経った今でも遊びに来て害虫退治をしてってくれるとのこと。
Img_1732 チダケサシが咲き始めた。
林内に一株だけだから大事にしていたら「うちの庭にも咲いてる」という人が来てすっかり希少価値を落してくれた。
確かにアスチルベにそっくりだがこれは絶対チダケサシ、どこかの高原で木陰で涼むように咲いていた姿を今でも思い出す。
Img_1733 @*#?スイセンなんて言うと仲間外れ、皆に合わせて「金魚花」。それが林の入口の両側に繁茂するミョウガと対峙しながら咲き出した。
互いに入り乱れて乱戦模様だが、金魚花は庭でも暴れ者で抜かれてここに捨てられ多勢のミョウガに立ち向かっている。

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2008年7月 4日 (金)

307.オカトラノオが咲き出した

スギの伐採跡に群生するようになったのは数年前からだが、1年に2mくらいづつ移動して今年はコブシの下まで来た。
Img_1712 トラノオと呼ぶもの沢山あれど何れも尻尾らしくない。観葉トラノオは模様だけタイガースだし、庭の一画を占領しているハナトラノオは綺麗過ぎて尾には見えない。山で見るイブキトラノオなんか小麦の穂だしな。
Img_1709 オカトラの茎は花穂が出ると急にうなだれ、咲き始めると横になびきカイゼル髭になる、はずなんだがこれはくるりと○。
Img_1702_2 いずれにしても何ゆえこんな手の込んだことを?虫を呼ぶに好都合なのか、よく虫が止って吸蜜しているが。
P7090118 下から先端に咲き上り8月下旬まで続く。

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2008年7月 3日 (木)

306.まだオタマジャクシソウ?

やっと晴れた夕方、林内は何の変化も無いがオオバノトンボソウ開花直前を見ること叶う。
P7030242_3 開花に向けて着々進んでいるようだがまだ孵化したばかりのオタマジャクシ状態。
この後頭が開き羽根が生えてトンボになるのは1週間先か。
Img_1695 P7020239 梅雨時の暗い林内で使うのに作った一脚。
6㍉の鉄棒を自在台にねじ込み地面に突き刺すと自立する。高さは抜き差し調節するという粗末なものが林内では役にたつ。

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2008年6月22日 (日)

305.ツルの林内緑化?

林の切れ目から首をもたげた色坊主?
Img_1661 実はこれ折れ残った幹に付いたツタ、色付いて役目を終えた枯れ木を飾っている。
山の林冠は緑いっぱいだが中間は枝が枯れ上がり空っぽになっている。そこをツル植物は特技を活かし緑に変えてくれる。
Img_1672 これは杉に付いたキヅタの上にツタウルシが張り付き覇を競っている状態。杉はCO2吸収材としてトップ、さらに幹も役立っている。
Img_1668 コナラに付いたキヅタが完全に幹を覆い尽くし緑の柱にしている。
屋上や壁面緑化が推進されているが自然の中でも自力で立体緑化されている。
Img_1665 と言うことで枝打ちした杉の幹が寂しいとノウゼンカズラを這わせたのがこれ、1ヶ月後には花で飾られる。
ヤブが刈られて色んなツル植物が生えるようになった。

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2008年6月20日 (金)

304.テリハノイバラ崖に咲く

Img_1622_2 西端の断崖にテリハノイバラ(照葉野薔薇)を見付けたのは一昨年、「天然の懸崖バラ」と期待して去年上から覗いたがよく見えず。
今年はロープで懸垂下降。
Img_1651_2 崖の途中の地層に沿った緩斜帯を足場に観察開始。
一昨年咲いていた1段目の棚は茨の森となり多くの白い花を確認。
Img_1676 棚を拠点にして数本のシュートが垂れ下がり緩斜帯に行き当たった所でまた根付いている。崩落土砂が積っただけのもろい所を地固めして茨の森にしようとしている。
Img_1643 そこを足掛かりにしてさらにツルを伸ばし先端は林内の親株から8mの宙ぶらりん、それでも花を咲かせつつ次なる拠点に向かって下へ下へと一直線。
Img_1637 このバラは無用な背伸びをせずひたすら地を這い進み崖地に根を下ろし緑地に変えていく。
テリハノイバラ、トゲは痛いが人類を救う優れもの、ほんとにここを懸崖のバラ園にしたい。
Img_1655 秋の赤い実を楽しみに帰りは崖の端までトラバースして林内に戻った。

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2008年6月15日 (日)

303.梅雨の晴れ間の花

貴重な梅雨の中休み、例年この時期見逃していたものを探し歩く。
Img_1594 テイカカズラ、高い木の上にあって落花を見るだけだったが、幸か不幸かその木が虫に倒された。
目の前に見る白い花はまるで扇風機の羽根、風が当たると回りだす?そんな形をしているぞ。
Img_1605 オオカモメヅル、毎年見つけた時には花びらが落ちてヘタだけになって残念!そう思っていた。ところがそうではなくこれが花だって?
肉眼でヘタに見えたのは実は花で大きく写して分かった。名前のオオとは葉っぱのことらしい。
Img_1590 シモツケ、山や高原では無数に咲いているがこの暗い山中でよく頑張り毎年株を大きくしている。雨が多いと先端が萎縮するが今年は色が薄いが多くの花を付けてくれた。

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2008年6月14日 (土)

302.ヤマユリの草刈り

梅雨の中休みが土日に掛って嬉しいが話題は草刈り、膝も隠れるほどの草を刈ってヤマユリの根元を開放するのがこの時期。
Img_1616 目的はテッポウムシ対策、この虫いきなりヤマユリに食い込む訳ではなく、身の丈相応の下草から成長に伴って鞍替えするんだと。
しかし手遅れ3本発見、根元でなく高い所で食い入っている。根元は固くて歯が立たず柔らかい所まで這い上がったらしい。虫の成長が遅れているのかもしれないこと見回り時の留意点としよう。
Img_1614 そうしている所をニワトコの赤い実が覗き見ている。
Img_1617

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2008年6月 7日 (土)

301.発見!ウメガサソウ

超早い梅雨の入り、今日の晴天は絶対活かさなくちゃと調査開始。
木洩れ日受けつつ本命はイチヤクソウ、すると草むらの中に似たような花を見つけしゃがみこむ。
Img_1569 半球形の花、葉の模様、直立不動?の姿勢、似ているが葉並びが違う。
急遽図鑑2冊を持込み手分けして探し出し判明。
Img_1566 ウメガサソウ(梅笠草)、似ているはずだイチヤクソウ科だもの。
希少価値?はと言うと千葉市A級、県C級、この山ではVIP級。
Img_1563 それではもっと他に無いかとまた周辺を再捜索すると1輪咲きを3株発見。まだ咲き始めだからこの後また見付かるのを期待して解散。
Img_1577 ここは6年前に苦労して刈り払って以来笹とキヅタ以外は生えてこなかった所。そこにようやくこんなものが咲き出した。

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2008年6月 1日 (日)

300.イチヤクソウとオニノヤガラ

土曜は寒い雨で1日部屋の中、今朝は眩しい光に吸い出され1日森の中。
Img_1532 イチヤクソウは低温多雨のせいか去年より1W遅い開花。
この時期は他にも咲いてないか捜索のチャンス。長い花茎の先白い花が下草の上に見えるのを探すと新しく3株発見、これで繁殖地は4ヶ所に増。
Img_1515 探し回っているうち奇妙な植物に遭遇、高さ80㎝まるで矢が突き刺さっている。
Img_1553 「身近な野草BBS」に伺うとオニノヤガラ(鬼の矢柄)、見たまんまの名前判明。
Img_1542 葉緑素を持たないらしいからどこでも生えるのか、千葉のレッドリストには見当たらないがこの山では賓客とする。
Img_1546 こういう発見があるから里山活動はやめられない。

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2008年5月27日 (火)

299.オモトに花、次は実

オモトに何か変な物、革製?の葉の下に3本、これ花か?始めて見た。
この山に幾つか散見される中、この株が一番大きくどうなるか注目していたもの、秋の実に期待。
Img_1491 一方ウグイスカグラの実が赤く完熟、甘くジューシーだがすぐ鳥に食われてこっちの口には入らない。
この木は林内に数多く、今年はもう1本にも実が付き先が楽しみ。
Img_1501 これにも実が成って欲しい、キウイ。
杉の大木を相手に格闘している、これがキウイと確認できたのはこれに悩まされたという人に見てもらうと「雨樋に絡み締めつぶす」。
半日陰なので実よりも杉との健闘を祈る。
Img_1493 キウイと近縁のサルナシを発見した。
サカキに絡むツルがキウイのように赤いので調べるとサルナシ。
雌雄あるらしいが3本もあるし日当りも良し。キウイはだめでもこっちは期待できそう。
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2008年5月26日 (月)

298.増やそうオオバノトンボソウ

国と県から無視されているが千葉市のレッドリストは市民感覚で作ったと見えて保護ランクBに上げられている。
この山では見た人必ず感心するからAランク
2年前1本出て今年になったらあちこちに出だしたのできちっと把握しておこうと調査開始。
Img_1484 最初出た地区は5株に増え、エビネ地区に1株、ヒシキ地区5株、合計11株確認。
個体に番号札を刺し、手元には管理表を作成、フォローしていく。
Img_1485 花姿はトンボかオタマジャクシ、7月初のお楽しみ。
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2008年5月25日 (日)

297.ウルシの森にホトトギス

ホトトギスに誘われ徘徊中、以前苦労して刈り払ったらポッカリ空き地になった所に出た。
今はウルシだけで10本近くが繁茂、かぶれるので嬉しくないがこの地を緑にしてくれたことに感謝。
Img_1482 コウゾも幅を利かしている。枝が折れ易いがすぐ代りが伸びてジャングルを造る。紙の原料には打って付けだ。
Img_1494_2 それらのお陰で日陰ができ最初に進出したのがナルコユリ。ちょうどこれ位の明るさが好みなのか同じ方向に向いて群生している。
Img_1475_2 ウルシは長年タネで機会を待ち、開放されると真っ先に出るらしい。だが林内に1本も無いのは競争には弱いと見える。

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2008年5月24日 (土)

296.シュンランが掘られてる?

南斜面のシュンラン地に不自然な窪み2ヵ所発見。マニアは花時に山に入り変った花を探し回ると言う。今では遅きに失したがエビネのような管理番号を付けることになった。
Img_1483 シュンランは5地区に分散しており、配置図にプロットしながら番号札を刺し62株確認。
これだけあっても花殻付きが10株と少ないのは殆どが生長途上、環境改善して株を大きくすれば開花するはず。
Img_1449 そうして下ばかり凝視して歩くうち草陰に赤い点々ヘビイチゴ。これを食うとジャリジャリと砂を噛むよう。止めた方が良い。
Img_1457 日当たり良い所にはタツナミソウ?、以前ここには群生していたが廻りの草に負けて今はちらほら。
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2008年5月19日 (月)

295.鳥虫ヘビに無知無学

どこからともなくコンコンコン、そのうち枯れ枝が落ちてきた。そこにはキツツキが明けたいくつもの穴、彫り過ぎて折れたようだ。無知無学ゆえにただ感心するだけ。
Img_1431 腐った切り株を蹴飛ばしたら出てきたカブトの幼虫、ここだけで4,5匹は居るようだ。粗朶の下にもぞろぞろ居ると思うが調べたこともない。
Img_1429 鳥虫の次は1.2mの大蛇?、とは言ってもマムシグサの大物。
来た人によく聞かれる「マムシは出ないか?」マムシグサを見ての連想?しかも避けて通ってる。
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2008年5月18日 (日)

294.エビネ100本センサーカメラ

秘密の群生地を守ろうとベテランに来てもらった。この人自宅で栽培するだけでなく今まで200株も山に植え戻していると言う。
「これだけの自生地は保護する価値充分、愛好家のうち初心者が盗掘を自慢し合っている」との話に慄然。
Img_1406 そこでセンサーカメラ?、ちょっと躊躇していたが思い切って設置を決断、群生地の上に生えるコナラから睨みを効かす。
Img_1398 「そこからしっかり威嚇してくれ」
Img_1401 そして奥の方を一緒に調べるとさすがベテラン目が鋭く新たな株発見、これで合計96本、いや四捨五入して100本
Img_1422 「露骨な手を使ってでも絶対守り抜こう!」と誓った。

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